塗装の色差試験について

色差試験とは、色相・明度・彩度を色彩色差計で色を数値化し計測します。
自然光や蛍光灯など光の種類によって、見た目の色が変化していきます。見本と塗装後の製品の色に差が出ないよう、色彩色差計で色を数値化し日々管理しています。
塗装の色差試験を色彩色差計で計測をしている様子

塗装の付着性試験について

付着性試験は、塗料の密着性を調べる目的で行われます。
株式会社中屋では、付着性試験は碁盤目試験(クロスカット法)を採用しています。

【付着性試験の方法】

塗装の付着性試験を碁盤目試験(クロスカット法)で行った様子
試験をする塗装面に、1㎜間隔で縦横10本ずつカッターで格子状に切れ込みを入れます。
セロハン粘着テープ(幅12㎜)を塗膜面に強く圧着して、瞬時に引きはがします。
テープの粘着面に、塗装の剥がれなどの異常がないことを確認します。

塗装の膜厚検査について

塗装の膜厚検査行っている様子
塗料を塗った分だけ、厚みが生じます。塗料でできた膜の厚さを計測するのが、膜厚検査です。
塗装は「製品を美しく見せる為のお化粧」の役割だけではありません。
塗装によって表面に膜をつくり、製品を保護する役割があります。
塗料の種類や、使用する環境により「塗装によって保護性能が発揮できる塗装膜の厚さ」があり、膜厚検査が必要な場合があります。

塗装に関する各種検査のご依頼は、別途ご相談ください。

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